10月22日 パラシュートの日
10月22日今日は何の日でしょう?
10月22日は「パラシュートの日」です。
1979年10月22日に、フランスのパリ公園でアンドレ・ジャック・ガルヌランが高度約2400mの気球から世界で初めてのパラシュート降下に成功したことを記念して制定されました。
空を飛びたいと言う夢は人類に共通の夢のようです。
うまく風に乗れば高いところから安全に降りられるのではないかと考えた人はるか昔からいたようで、パラシュートの構想というのは、9世紀くらいから記録があります。
成功したという記録もあれば、失敗して亡くなった、と言う記録もあります。
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14世紀に活躍したレオナルド・ダ・ビンチもスケッチにパラシュートの構想を書きとめていて、16世紀にはダ・ビンチのスケッチを元に製作したパラシュート降下の実験に成功していますが、その後ダ・ビンチ型のパラシュートは一般化されていないことから、ガルヌランの成功までは厳密な意味での人間のパラシュート降下を成功させた人はいないと思われます。
パラシュート降下には実用性が無かったために、その後は忘れられていましたが、1783年にフランス人のルノルマンが再度パラシュートを発明し、パラシュートという名前もルノルマンによって付けられました。
1785年にブラシャールが熱気球から犬を降下させて安全に降りられることを証明しました。
さらには1793年にはブラシャールが搭乗していた熱気球が破裂した時に、パラシュートを使って脱出に成功しています。
しかし、このパラシュートは重くかさばる木枠の上にリネンの生地を張ったもので実用性に乏しかったために、より軽くて強靭な絹布で改良を加え、1797年のガルヌランのパラシュート降下の成功につながりました。
はるか上空から風を切って大空に飛び出すのは気持ちがよさそうですが、なかなか一般人には味会うことはできませんよね。
でも今日は大空を眺めながら、空を飛んでいる夢でも見ましょうか?
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