10月13日 サツマイモの日
10月13日今日は何の日でしょう?

10月13日は「サツマイモの日」です。
1987年に埼玉県川越市の市民グループの「川越いも友の会」が制定しました。
サツマイモというと、名前の由来ともなっている鹿児島県の方が有名ですが、なぜ埼玉県の川越なのでしょうか?
実は火山灰と大量の落ち葉が作る堆肥からできている関東ローム層という地層に覆われている埼玉県の川越市の地質というのは、水はけと通気性がとてもよく、昔から良質のサツマイモの産地として知られてきました。
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しかし戦後は生産量が激減し、江戸時代のサツマイモの名産地の面影はほとんど遺されていませんでした。
1984年に川越市の公民館講座で「さつまいも大学」を開いたところ、参加者と研究者の有志が40名で川越いもの復活を目指して「川越いもの会」を結成することになりました。。
10月13日を「サツマイモの日」としたのは、川越いもの事を「くりよりうまい十三里」という言い回しが古くにはあり、この13里にひっかけて、サツマイモの旬である10月13日を「サツマイモの日」と定めました。
サツマイモにはでんぷんが多く含まれている他、ビタミンCや食物繊維が多く含まれています。
普通、ビタミンCは過熱すると壊れてしまいますが、サツマイモのビタミンCは過熱しても壊れにくいというのが大きな特徴で、これから冬に向けて風邪がはやってくる季節のビタミンCの補給に優れています。
しかしカロリーベースでは米よりも上回っていますが、米のような主食の座を射止めることができなかったのは、米に比べるとたんぱく質の割合が低く、サツマイモだけではカロリーは取れてもたんぱく質不足の栄養失調になってしまうことや、保存性に劣ることがありました。
ただ、痩せた土地でも栽培がしやすいことから、飢饉のときの非常食として江戸時代や戦中には重宝されていました。
この時期に特に美味しいサツマイモです♪
焼き芋やスイートポテトで秋の味覚を堪能しましょう!!
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