10月10日 目の愛護デー
10月10日今日は何の日でしょう?

10月10日は「目の愛護デー」です。
10・10を横に倒すと、眉毛と眉毛の下の目の形に見えますよね。
10月10日の日付が目の形に似ていることから、目の愛護デーと制定されました。
目の愛護デーの歴史はかなり古く、最初は1931年昭和6年に失明予防の啓発運動のために、中央盲人福祉協会が「視力保存デー」と定めて、文部省と内務省が後援をしていました。
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現在では文部科学省ではなく厚生労働省が主催し、この日には全国各地で目の健康を促進する運動が行われたり、目の関連企業や団体がイベントなどを開催します。
目の病気で一番怖い症状が失明ですよね。
現在の日本の失明率は0.14%と1万人に14人が失明している計算になります。
以前、社会福祉協議会にお勤めの方とお話をした時は、聴覚障害者と視覚障害者では、圧倒的に視覚障碍者の方が不便な生活を強いられるとおっしゃっていました。
なんと!両目を失明した場合には、生命保険は死亡保険金と同じ金額が支払われるそうです。
視力を失ってしまうということはとても大変なことなんですね。
日本での失明の原因となるのは次の病気です。
1位 緑内障20.7%
2位 糖尿病網膜症(DMR)19.1%
3位 網膜色素変性症(RP)13.7%
4位 加齢黄斑変性症(ARMD) 9.1%
5位 高度近視 7.8%
6位 白内障 3.8%
このうち、1位の緑内障は完全に治すことはできませんが、早期発見をすることで進行を遅らせることができます。
2位の糖尿病による失明も生活習慣の見直しにより糖尿病の合併症を抑える努力と、定期的な眼科検診による適切な治療により防ぐことが出来ます。
6位の白内障は手術すれば見えるようにできる病気です。
早め早めの予防や対策で防ぐことができる目の病気がたくさんあります。
この目の愛護デーを機会に、目の健康をしっかりと考えてみてはいかがでしょうか?
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